お口の中には大きく分けて2つの病気があります。
1つは歯がお悪くなる虫歯であり、もう1つは歯茎及び歯が埋まっている骨がお悪くなる歯周病です。
当医院では初診時に実際にお口の中を拝見し直接目視で虫歯の状態や歯ぐきの状態、以前に詰めておられる修復物(金属やその他の詰め物)の状態を検査し、またお口全体の大きなレントゲン写真をお撮りする事により目視では発見しづらい虫歯、あわなくなってしまった修復物及び骨の状態を確認し歯ぐきの検査を行う事により歯周病の進行状況を把握し虫歯と歯周病両面からの治療を行っています。
その症状の改善は出来ますが他方で歯周病を見過ごしその結果、歯槽膿漏で歯を失う機会が多い現在の状況を改善するためです。(参考までに当医院での歯を抜かざるを得ない理由としては虫歯約2割に対し歯周病約8割程度です。)
これはただ単に虫歯やその他、その時に訴えられている症状のみの治療だけで終えてしまえばもちろん歯と歯ぐき、歯が埋まっている骨とは密接に関係しその全てが健全に機能しなければ健康なお口の中のとは言えません。これが現状の治療と予防治療と言う当医院の考え方です。そのために初めて来院された方、または再初診の方でも前回お撮りしたレントゲンが1年以上経過している場合には新しくお口全体のレントゲン撮影実施しております。
これは虫歯等が急性疾患であるのに対し歯周病が慢性疾患であるため、お口全体のレントゲン撮影や歯周組織検査を含め毎月の管理を定期的に行わないとその進行度合いが把握出来ず予防効果が半減するためです。もちろんこの事により目視では発見しづらい虫歯やあわなくなってしまった修復物及びその周囲で進行している虫歯も発見できると言うメリットもあります。
また、お子さんのむし歯予防のためのフッ素塗布も行っております。
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