顎は咀嚼器官であるばかりでなく、平衡器です。重錘なのです。体のバランスを保つために大変重要な役割をしています。このことをふまえ、全身に悪い影響のない、患者さんの体に合った侵襲のない治療を致します。そのためにまず治療台に足の裏がつく板をつけ、自重で重力のかかった状態にし、体を生理状態にして治療します。
又、寝た状態で口を開けるのは非生理的状態ですので頚椎を痛めます。それを防ぐため頚椎に水枕をして治療します。
患者さんの考えをよく聞き、痛くない短期間で治る親身な治療を行います。
何故足置き板を使うの?
◎足置き板無しの歯科治療は体に良くありません。
足置き板がついていない歯科治療椅子に横になると、患者さんは体がずり落ちそうになります。
又は、ずり落ちそうな感じになります。そのため患者さんは、体がずり落ちないようにするため、生理的に、反射的に無意識に首に力をいれます。
そうすると、口は閉じます。又閉じようとします。(体の仕組みがその様になっているからです。空を見上げると自然と口が開きます。自分の足元を見ると、口は自然に閉じます。)
そのように、(足置き板がない場合は)治療椅子の上では口を閉じる事が、患者さんにとって体を守るのに必要な生理状態なのです。それなのに・・・・・口を無理に開いて頂き、長い時間治療しますと首(頚椎の3番、4番)を、壊してしまいます。・・・色々な病気になります。胸椎、腰椎にも悪い影響がでます。
足置き板をし、首に水枕をあてて治療しますと、頚椎に負担なく、安全に治療する事ができます。
◎足が地についている時が生理状態です。胸腔、腹腔等、腔が正常です。足がついていないと、腔が広がり、血圧が上がってしまいます。
患者さんは不安な感情になります。普通の治療は勿論の事、麻酔を使う治療に良くありません。口の中の状態も、本来の状態と違い逆に少し縮まってしまいます。又、足がついていて、はじめて首が支えられます。足がついている保持力で、頚椎が頭を支える事が出来るのです。足をつけないで、口を長い間開けていると頚椎を壊してしまいます。足がついていないから寝違いがおこるのです。
◎足置き板無しの歯科治療は大変良くありません。
※当歯科医院では、そのため足置き板をつけ、患者さんに侵襲のない治療を行っています。
※さらに頚椎を守るために水枕も使い、体を守り、体を治しながら診療を行っています。
日本歯内療法学会認定医
日本顎咬合学会認定医
日本構造医学会会員
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